詩(スペース日記)過去に作った詩です。著作権はsayukiに属します。「詩」sayuki 詩は気まぐれ 詩はマンネリ 詩は人生 詩は別の世界 詩は恋人 詩は遠い昔の人 詩は私自身 詩はもう一人の私 詩は言葉の肖像 詩は言葉の自惚 詩は言葉の息吹 詩は懺悔の言葉 「靴下に穴」sayuki デートで家まで送ってく その積もりでは無かったが 自分の家に寄れと言う 玄関で靴を脱いだなら あら、大変 靴下に穴 彼女は言った 大丈夫すぐ炬燵だから 中には炬燵と君の母 急いで炬燵にもぐり込む 後は何を話したのやら 全く記憶に無い私 「揚羽蝶」sayuki 私が恐る恐る近づくと あなたは嫌な顔をして 横を向いてしまった 私が蝶に羽化する時 あなたの許に飛んで行く 今のは初めましてのご挨拶 私は揚羽蝶の幼虫 今は誰も気が付いてくれない 「食べた?」sayuki 空腹だった私 貴方の言葉を食べてみた 消化不良でトイレへ直行 私を素通りした貴方の言葉 少しお腹の空いた私 貴方の言葉を食べてみた そのビタミンで元気になり 私の希望となった貴方の言葉 お腹いっぱいだった私 デザ-トに貴方の言葉を食べてみた ショックを与える味付けで 私を恋の虜にさせた貴方の言葉 「煙」sayuki 天井を見上げながら 煙草に火を点ける ふうっと吐き出すと 煙は大きく揺れて 君の拗ねた顔になった おい、もう機嫌なおせよ 立ち上る煙は僕の顔をして 君の頬っぺにキスをする 煙同士なら仲良くなれるのに 逢うといつも喧嘩ばかり 今喫ってる煙草はメンソル煙草 心の中までスーッとさせる 「青春賛歌」sayuki (女子バレーボールを見て) いったい何時からだろうか 貴方達はずうっと戦って来た 国の為で無く監督の為で無く チームを自分を高める為に 貴方達の晴れやかな笑顔の中に 迷い、苦しみ、怪我を乗り越えた 苦難の道のりがのぞく それは希望へと果てしなく繋がる 恋も女らしさも何もかも捨てて この道を一筋に歩んできた貴方達に 怖いものなど無いのだろう いや逆に怖いものを知ったのだろうか 貴方達は知っている どんな苦難も自分次第だと 乗り越えてこそ自分があるのだと 同じ星を見て同じ様に歩んでいる 沢山の仲間達がいる事を 「恋・愛」sayuki 白いものへの憧れ それは恋にも似たもの 春に降った淡雪の様に やがて消えてしまいそうな そんな気がして心痛ませる 美しいものへの憧れ それは愛にも似たもの 惹き付けられ、いとおしみ 永遠に続く事を信じ そして時は無用 恋に色があるならば それは緑、春の新緑の色 ちょっと、はにかんだ様な 爽やかさがそこにはある 愛に色があるならば それは赤、燃える真紅のバラの色 情熱的でさめる事を知らぬ そして暖かさがそこには在る 「夜明け前」sayuki 今しなければいけない事を 今やらないとしたら もう出来る時はないと思うの 自分の信ずる道は 貴方の処にあるのだから だけど貴方の心は気まぐれで 何処を見てるか分からない 貴方の色に染まりたい これが私のプロポーズ 愛の夜明けはいつ来るの 「天空にかける」sayuki なんて大きいのだろう この銀河系 なんて小さいんだろう この私 心を大空に馳せて 貴方を想う まだ見ぬ貴方を思いやる 「誘惑」sayuki 私のしつこさに貴方は困ってる 一緒に生きてなんて言わないから 許してなんて言わないから この赤い感情を抑えられなくて この黒い感情を抑えられなくて だから一緒に行って とわの二人だけの世界へ 「秘めたる恋」sayuki 新しい恋に生きる貴方は 頬を輝かしながら 私に語ってくれる 恋の彩りのことを 新しい恋に生きる貴方は 星を見上げながら 私に語ってくれる 天使の歌声のことを 新しい恋に生きる貴方は ちょつとはにかみながら 私に語ってくれる 愛の戸惑いのことを -切なる願い- いつも聞くのは人のこと 時には私のことも聞かせて! 「ひみつ」sayuki 二人にしか分らない 言葉のやり取りって どきどきして わくわくして 何て素敵な事なんだろう 「或る風景」sayuki 大切に思う心を大事にして 冬の眠りから醒める時 風の魔力に吹き飛ばされて 辿り着いたは虚空の世界 雲の魔法に涙して 流れ流されて現実の世界 摩滅した心に写すある風景 ふっと安らぐ不可思議さ あなたに明日は見えますか 「青年の心」sayuki 海は青年の心だ 或る時は穏やかに 或る時は激しく そして時に荒れ狂う 彼等は遠く広く外海を求めている 砂は青年自身だ その一つ一つはごく小さい しかしそれが一つのイデアを成している 適当な潤いに縁り固まる事が出来る 潤った砂山は乾いた砂山ほど 容易には崩せない 「3つの届け」sayuki 貴方の思い出忘れる為に この街へ転籍届け 貴方の便りも届かぬ様に 転居届けは出しません 新居にだいぶ慣れたころ 思い出掃除をしていたら 出て来た貴方の婚約届け お茶目な貴方がよみがえる 「ラブコール」 sayuki 机の前で君の事を考えていると プルルル・・と電話が鳴った すぐに出ると馬鹿にされる 12回目でやっと出る やっぱり君のラブコール 弾んだ声がかしましい まだ起きていたぁ 今何してたのぉ 今度いつ逢えるのぉ ・ ・ 時は子の刻回りの12時半 月は霜月おお寒い 深夜の電話は割引料金 時間気にせず話せます 「パズル」 sayuki 眩しさの中に貴方は居た 無駄なものを断ち切って フラッシュバックの光景の 重ね合わせた映像の中に リズムの効果にも似た 淡い恋のパズルがあった 「告白」 sayuki 私の欲するものは何か 愛か、名誉か、それとも誇り それとも・・・ 私の鈍重な頭脳は 心の疑問に答えてくれぬ 私は現世に甘んじ その戯れに身を任せている はっきりとした目的なく彷徨う 時の迷子である 「雪月」 sayuki 透明な水滴に変身した雪は 月の光を受けて黄金と輝く しかし風の冷たい仕打ちに 身をささえかねスゥーッと消えた オバーの襟を立て ふと見上げると どっしりと構えた松の木に 申し訳なさそうに 仮の宿りをしてる雪 暫し佇みその光景に 時を見失った私 「アスファルトの花」 sayuki(orange さんの詩にレス) 力なんて強さなんてないよ 名もなく失うものもない 踏まれても負けないよ 誰も見てくれなくても 心のままに懸命に生きるだけ 何もない私だけど 暖かく見守ってくれる お日さまがいてくれる コンクリートジャングルにいる あなたのお日さまは誰ですか 名も知らぬ 一輪の花 地を破り そぼ降る雨に 誰がために咲く 「旅人」sayuki(orange さんの詩にレス) ゆったりとした時の流れに 疲れきった身を任せ 別の世界へと入り込む あなたは安らぎへの過客 こんなひと時は 頑張った自分への ささやかな贈り物 明日の光を夢みて 「闇の中」 sayuki 一人ぽっちの時が暮れて 伸びた影が夢の中に 重なり合いながら 病んだ宵闇に紛れてる さすらいの 喜びと悲しみに似て 今はもう何も見えなく なってしまった私 「来る日に」 sayuki 何かを失った悲しみ 今までどれほどの ものを失ったのだろう でもそれを乗り越えて 今の私があるのだ そうだ・・・ こんな時は旅に出よう 小さな幸せ探しの旅人になるのだ 来る日は悪い日ばかりじゃ ないのだから・・・ 「夢見草」 sayuki(みかんすきさんの詩にレス) わたしの心は移ろってゆく 茜色から縹色へ 心を解き放って 蛍に擬え飛ばしてみても あなたには仮初めの恋 わたしの蛍は迷子となり 弱弱しく祈ります あなたの幸せを わたしの心は移ろってゆく 縹色から煤竹色に 「夢の中」 sayuki ここはどこなのだろう 迷い込んだは夢の中 不思議な世界 霞がかかったあなた 抱きしめんと近づくと遠ざかる そこにいるあなたと そこにいないあなた 意識と無意識の狭間 そこにいる私と そこにいない私 様々な私が折り重なって 様々な二人を見つめている 「旅立ち」 sayuki 私の好きなもの 真っ青な空に浮かぶ さだめなき雲 敷石の上を歩るく その悲しみを醒ます事を 恐れながら 海を求め港を求め 旅立つ船に辿りつこう それが希望への旅立ちならば 「無題」 sayuki きのう きょう あした 時は様々な姿を運んでくる 花は実になろうとし 朝は夕べになろうとする 私は何になろうとしているのか 過ぎ去りし日々よ 優しくねむれ 詩(楽天日記)へジャン プ ジャンル別一覧
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